室内ドアの塗装を自分でやってみた【簡単にイメチェン出来た!】
室内ドアを自分でDIY塗装してみた。
左のドアが自分が塗装したドアで、右が新しいドアを取り付けたものです。
塗装する場合は、壁紙の色に合わせられます。
あたらしいドアは、同じ色はなかなかないので、白、茶、ブルーなどの汎用性の色になります。
自分で塗ったドアも、味があってよく無いですか?
ドアの色を変えて、インテリアのイメージを一新したいと思いませんか?
今あるドアをオシャレにリフォームしたいけど、自分で出来るかな? 新しいドアを買おうとしたら、良いものは高いし、そもそもサイズが規格品と合わない、自分でやってみるかな?
今回は、古い家の室内ドアを周囲の壁の色などに合わせて塗り替えてみましたので、そのやり方をご紹介します。
結論から言うと、塗り替えはそれほど難しくなくて、イメージが激変できます。塗ってから3年たちますが、剥げたりはしていません。
この記事では、プロが行う塗装剥がし工程の代わりに、「ミチャクロン・マルチ」という下塗り剤を使い、その上に、「ターナーのミルクペイント」」という塗料を塗りました。
DIY愛好家には定評のある方法です。ドアは4枚塗りましたが、3枚は訳あって塗り直しています。塗り直しを避けるちょっとした方法も書いてますので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。
目 次
- 今回塗装するドア
- ドアの塗装をする塗料の決定
- ドアの塗装に使う道具
- ドアの塗装の手順
- 塗装する色を決める
- 塗装準備(清掃、マスキング)
- ミチャクロン・マルチを塗る
- ミルクペイントで2回塗る
- マスキングを取って、塗装の境界付近の塗り残し部分を塗り、塗料のはみ出しをカッターなどで取ります。
- 耐久性について
- 家具の塗装は自分で出来ます。
今回塗装したドア
こちらが今回塗装したドアのある内装です。
築50年以上の家の玄関周り写真です。昭和の雰囲気1
00%でしたが、北欧風に一新することにしました。
今回塗ったのは写真の左がのドアの、さらに左のドアで画面には無く、すみませんBeforeの写真がないのです。しかし、今見えているテイストの茶色のドアでした。壁はプロに壁紙を貼ってもらいましたが、ドアは新しい壁紙に合った色に、自分で塗装してみることにしました。
それでは説明を始めますね。
ドアの塗装で使う道具
新聞紙:塗料が付くとまずい床などに使います。上のマスカーが大きければ不要です。
刷毛:手頃な3本セット。広い部分があればローラーも効率的ですが、今回程度であれば使わなくてもOKです。
ビニール手袋
プラス・ドライバー
ミチャクロン・マルチ1L :既存の塗装面に新しい塗料が定着しやすくします。スプレータイプだと食器棚の中に飛び散るので、液体タイプが良いです。
塗料:ターナーのミルクペイント 使ったのはインディアンターコイという色です。
廊下側塗り直しの塗料: DCMのマルチ高耐久ペイント ブルーグレー色 半ツヤ
ボロ布:ミチャクロン・マルチを塗るのに使います。もちろん刷毛でも良いのですが油性なので刷毛を綺麗に洗浄剤で洗うか使い捨てになりますから、ボロ布で済ませることを推奨します。
なお、塗料で汚れてもよい服を着てください。床も新聞紙やマスカーでカバーしてください。塗料は水性ですが乾くととても取りにくいです。
STEP.01 塗装する塗料(塗料の種類、色)を決める。
今回はドア周りの壁紙色に合わせたいので、壁紙とドアの色をセットで決める必要がありました。
自分で塗る塗料はいろいろありますが、私のお気に入りのターナーのミルクペイントという塗料の、ピスタチオグリーンという色がもっとも近い色であるのを、塗装サンプルを見て確認して購入しました。ミルクペイントの色は、どの色も塗りやすく、色合いも趣のある色なのでおすすめです。他のメーカーのものを選ぶ場合、艶ナシを選んでください。艶があると、刷毛の跡が残って質感が出にくいです。
STEP.02 塗装準備
a) 塗装面の汚れ、特に油分を中性洗剤で拭き取る。
塗装では下地に油分が無いことが、あとで剥げないために重要ですので、中世洗剤で塗装する面を拭き取ります。パーツクリーナーでもOKです。
b) 塗料が付いたらまずいところをマスキングする。
ドアの面と裏があるので
マスカーでガラス部分を覆います。周囲はマスキングテープで塗料がガラスに付かないようにします。
スキマがあると、塗料がガラスに付いて、取るのに苦労することになるので、スキマが無いように丁寧に貼ります。
STEP.03 ミチャクロン・マルチを塗る
この液剤は油性で、しかも匂いがきついので、必ず換気を良くして使います。ビニール手袋も必須です。
塗る時はボロ布で塗ります。もちろん刷毛で塗ってもよいのですが、油性なので使った後の刷毛の洗浄などが面倒なのです。
STEP.04 扉にミルクペイントを塗る 2回塗りです
ミルクペイントを一度塗って、2〜4時間乾かして、2回目を塗ってください。ガラスと枠の境目が塗り残しが起きやすいので、丁寧に塗りましょう。
塗り終わったら刷毛を水洗いして、保管しましょう。
左側の写真は、室内側です。グリーンが多く含まれる壁紙とマッチしています。
廊下側は、緑が強すぎて壁紙とマッチしなかったので、急遽DCMのマルチ高耐久ペイントの、ブルーグレーという色をさらに塗りました。
それが右側です。
反省点:ドアは面と裏で同じ色でいけると考えていましたが、壁紙が違うと、望ましいドアの色も変わります。同じでいけるかどうか、事前にチェックすると良かったです。
実はこの写真は完成してから3年が経過しています。
耐久性は問題無いようです。ちなみにドアノブは市販のものに付け替えています。
ドアの塗装は自分で簡単に出来ます!
塗装に使った道具のうち、購入するものを列記します。
ミチャクロン・マルチ 1L :スプレータイプだと食器棚の中に飛び散るので、液体タイプが良いです。
塗料、ターナーのミルクペイントのリンクです。使ったのはインディアンターコイという色です。
<廊下側塗り直しの塗料: DCMのマルチ高耐久ペイント ブルーグレー色 半ツヤ
あなたもやってみませんか?
部屋の雰囲気を変えるのに一番手っ取り早いのは、なんと言ってもペンキ塗りですね。
こちらのサイトに、手順が詳しく説明されているので、本当に分かりやすいし、DIY初心者にとって心強いです。
コメントありがとうございます。塗料にツヤありを選ばなければ、ほぼ成功間違い無しです。